2014年1月に「RODNEY FOX GREAT WHITE SHARK EXPEDITIONS」が主催するホホジロザメとのダイビングツアーに参加しました。
3泊4日の「Great White Expedition」にはホホジロザメとのダイビングのほかにオーストラリアンアシカとのシュノーケリングも含まれております。本記事はホホジロザメとのダイビング編です。

ツアー2日目(旅行4日目)、船の後ろに固定されたケージに入るサーフェイスケージでのシャークダイビング。こちらのケージではダイビングライセンスは不要です。

ケージの入り口に座りウエイトベストを着用し、ケージの中に入ります。

サーフェイスケージダイビングではBCDは着用せず船から長いエアーホースが伸びたレギュレーターを使用します。ケージの中でホホジロザメを待ちます。

ホホジロザメ!大きさは4mほどですが、水中で見ると大迫力です。サーフェイスケージダイビングは40分間でした。

そして、オーシャンフロアーケージでのダイビング。ケージを船のクレーンで海底に沈めます。

クレーンが故障したりしたらどうなるんだろう…と不安がありましたが、ケージには浮力を確保する装置がありました。万が一の場合、ケージに備え付けられた予備のエアタンクから写真の装置に空気を送ることで、ケージが海面へ上昇できます。(勿論、今回のツアーでこの装置の出番はありませんでした。)

このようにケージの隙間からホホジロザメを見ます。フィンも履かず泳ぐことはないので、求められるダイビングのスキルは低いかと思います。しかし、水深が深いので落ち着いて潜れる程度の経験は必要です。

ケージに近づいてくるホホジロザメは大迫力です。このサメは4.6mととても大きかったです。

オーシャンフロアーケージでは最大水深21.3m、41分、平均水温18.3℃の潜水でした。ツアー2日目はサーフェイスケージ1本、オーシャンフロアーケージ1本の計2本の潜水でした。

ツアー3日目(旅行5日目)、この日は午前中にサーフェイスケージ1本、オーシャンフロアーケージ1本(最大水深24.3m、35分、平均水温17.3℃)、午後からオーシャンフロアーケージ1本(最大水深27.6m、30分、平均水温17.1℃)の計3本の潜水でした。

午前のオーシャンフロアーケージでは合計7匹のホホジロザメが見れました!ツアー3日の夜も船に宿泊し、ツアー4日目(旅行6日目)の昼頃に出港地のポートリンカーンに帰港しました。そのまま往路と同じルートで帰路につき、出発してから7日目に日本に帰国しました。日本からかなり遠く、日本人スタッフもいないことから、参加のハードルは高いですが、巨大なホホジロザメとのダイビングは非常に価値がある体験でした。
今回は「RODNEY FOX GREAT WHITE SHARK EXPEDITIONS(https://www.rodneyfox.com.au/)」を利用しました。3泊4日のツアー代は当時で1995AUD(当時は約94円/AUDなので約19万円)でした。私はRodney foxのウェブサイトから直接、申し込みました。しかし、ウェブサイトは英語のみだったので、全ては理解できず、不明な点は簡単な英語のメールで問い合わせました。参考までに質問と回答の和訳を下記に記します。
・5mmツーピースのウェットスーツとフードベストで参加するつもりだが適切ですか?
→私たちは7mmのウェットスーツを使っているので少し寒いかもしれませんが、5mmでも可能です。
※今回の日程では水温は約18℃で5mmのツーピースのウェットスーツとフードベストでも特に問題は感じませんでした。
・ウェブサイトではウエイトベストが準備されているとありました。私は通常のウエイトを持っていく必要はありますか?
→通常のウエイトも船で用意します。ウエイト関係は持ってくる必要はありません。
・シャークダイビングではフィンは持参不要とありました。しかし、ツアーではアシカとのシュノーケリングがあります。フィンを持っていく必要はありませんか?
→シュノーケリング用のフィンも船で用意しますので、持参不要です。
・船でカメラやパソコンの充電はできますか?
→オーストラリア形式のコンセントが多くありますので、可能です。
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