プラダンで障子を断熱リフォーム

DIY

プラダンを使った障子の断熱リフォームです。プラダンは「プラスチックダンボール」の略称でホームセンター等で安く購入できます。加工もカッターやハサミで簡単にできるので、DIY初心者におススメです。

今回、DIYでプチリフォームする障子です。障子には経年劣化と開閉時に穴が開いていました。この部屋は寝室でエアコンを入れることも多く、エアコンの電気代も無駄にかかってしまうと思い、断熱リフォームを行うことにしました。

DIYで使用するプラダンです。今回はホームセンターのコメリで「PPプレートナチュラル 900×1800×2.5mm」を購入しました。購入金額は198円(税込)でした。
プラダンには厚さが2.5mmと4mmのものが一般的です。今回は障子なので、安価で加工しやすい2.5mmにしました。窓など外気に触れるような場所では4mmのほうが良いかと思います。

DIYに用いた道具。メジャー、カッター、1mの定規、ガンタッカーです。

ガンタッカーは強力なホッチキスです。私はマックスのガンタッカを使用しました。

まずは障子の長さを測っていきます。この障子は1613mm×610mmの大きさでした。

次に、プラダンをカットしていくのですが、注意点を先に紹介します。私がやってしまったのですが、プラダンを踏んだり、膝をつかないように気を付けてください。体重をかけることで、プラダンの立体構造が潰れてしまい、写真のように白くなってしまいます。

先ほど測った大きさにプラダンをカットしていきます。理想は誤差なくカットしたいところですが、大きいと障子にはめれないので、自信が無い方は数mmだけ小さくすると良いかもしれません。

カットにはカッターを使いました。下にカッターマット代わりのダンボールを敷き、1m定規で真っ直ぐ切ります。長い定規が無い場合はハサミでカットしてください。

カットされたプラダン。左上が2か所、白くなっていますが、前述した膝をついて立体構造を潰してしまった部分です。

カットしたプラダンを障子にはめ込みます。大きいとプラダンがたわんでしまうので、微調整が必要になります。

プラダンをガンタッカーで固定します。木の枠組みの中央にガンタッカーの針が来るようにします。

ガンタッカーで固定してプラダン。障子の大きさや構造によると思いますが、上辺2か所と底辺2か所で最低限の固定ができます。あとは、必要に応じて固定する場所を増やしてください。

すべての障子にプラダンを固定して、元に戻しました。今回はより断熱性を上げるために、元の障子の紙は剥がさずにそのまま利用しました。障子紙も新しくすれば見た目もより良くなるかと思います。

リフォーム後の拡大写真。プラダンを貼ることでかなり断熱性が上がりました。さらに、期待していなかった効果なのですが、防音性も少し向上したように感じます。
寝室の障子6枚で1000円ちょっとの格安プチリフォームでした。加工も簡単なので、DIYの入門にもおススメのプラダンリフォームです。

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