無料で使える天気予報アプリ「Windy」の使い方についての記事です。
1週間以上先の予報を見れるので、登山やダイビングなどの計画を作る時に便利です。また、ドローンを飛ばす際には風速も重要なので、詳細な風速予報を見れるのはとても助かっています。
※このアプリに限ったことではありませんが、天気予報が未来になるほど予報の正確さは低くなってしまう点は注意してくださいね。
①下記よりアプリをダウンロードします。
↑iphone用のダウンロードサイト
↑それ以外のスマートフォン用のダウンロードサイト
②初期設定
ダウンロードができたら、Windyアプリを開き初期設定を行います。まずは表示される単位の設定です。初期では風速の単位がkt(ノット)になっているので、日本で一般的なm/sを選択します。
「m/s」を選択して「完了」を選択します。
次に位置情報の許可設定です。位置情報を有効にすると自分がいる場所の天気予報が表示されますので「アプリの使用時のみ」を選択します。これで、最低限の初期設定は終了です。
③アプリの基本的な使い方
初期設定が終わると上記の画面になります。この画面は風(風速)の予報モデルが表示されています。画面の下には色別の風速の目安が示されています。例えば、水色であればおおよそ風速3m/sとなっています。
詳しい予報の見方を説明します。まずは、予報を確認したい地点をタップ(1回だけ選択)します。例として名古屋市を選択すると「北西1m/s」と表示されます。日時は画面下の中央にあり、28日(木曜)時点の風速は北西1m/sの予報ということです。
さらに詳しい予報は「北西1m/s」の右にあるオレンジ色の〇(赤矢印の位置)を選択します。
選択するとこのように名古屋市周辺の気温、風速などの詳しい予報を見ることができます。
④中長期の天気予報を確認する
便利な中長期予報の確認の仕方です。今日から順番に予報を見たい場合は画面左下の再生マークを選択すると、徐々に予報の時間が進んでいきます。もし、特定の日時の予報を見たい場合は日時が表示されている部分を左へスワイプ(滑らせる)と日時が進みます。
例として日時を進ませて、2日後の30日土曜の予報を表示させました。
⑤風速以外の予報を表示
Windyでは風速以外の予報を見ることができます。画面右側の三本線「メニュー」を選択します。
メニュー画面が開かれます。風以外に雨や気温、波などの予報を選ぶことができます。例として波を選択します。
波を選択したら画面上部の×マークを選択します。
このように風の予報から波の予報にモデルが変更されました。私はダイビングの計画に波予報を使用しています。他には船を操縦する方やサーフィンをする方に便利かと思います。
⑥2つの予報を比較する
Windyでは2つの天気予報を切り替えて比較することができます。画面右のメニューを選択します。
表示されたメニューを上にスワイプ(滑らせる)します。
下のほうにいくと、「天気予報モデル」が出てきます。風の場合は初期の表示がECMWF(欧州中期予報センター)ですが、GFS(アメリカ海洋大気庁)のモデルを選択できます。
2つのモデルを比較した画像(左:ECMWF、右:GFS)。2日後の予報の比較なので、似た傾向になりますが、大気が不安定な時や長期の予報であれば2つのモデルで予報が大きく異なる時があります。モデルを比較することで、良い場合と悪い場合を想定することができます。
⑦等圧線を表示させる
等圧線を表示させることで台風や低気圧の位置がわかりやすくなります。右側のメニューを選択。
表示されたメニューを上にスワイプ(滑らせる)します。
「地図で表示」の中にある「等圧線」を選択。これで地図に等圧線が表示されます。
等圧線が表示されました。台風の予報を見るときに特に便利です。
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