ドローンのバッテリー低温対策

ドローン

ドローンのバッテリーは低温に弱い性質があります。今回は冬にドローンを飛ばす時に必要なバッテリーの低温対策についてです。
特に冬の登山では寒い中でドローンを飛ばすことになりますので、低温対策は必須といえます。

DJI製のドローンではバッテリー温度は25~40℃程度が適切といわれています。冬の場合でも20℃程度までバッテリーを温めてから飛行することが理想です。
では、バッテリー温度はどうやって確認するのか?DJI Mini2でのバッテリー温度の確認方法です。まずは飛行画面の右上にある「・・・」をタップ(選択)して、メニュー画面を開きます。

メニュー画面を開いたら、表示されたメニューを上にスワイプ(上に移動)させます。

次に「バッテリー情報」をタップ(選択)します。

するとバッテリー情報が表示されます。バッテリーの電圧等を確認でき、画面右側にバッテリー温度が表示されています。この時は2月でバッテリーを保温していなかったため、温度は6.6℃と低くなっていました。

バッテリー温度が低すぎると、バッテリーの性能が低下してしまい、飛行可能時間が少なくなるだけでなく、最悪の場合は墜落してしまう可能性もあります。そのため、冬にドローンを飛ばす際には適切な温度までバッテリーを温めることが重要です。

バッテリーの保温におススメなのは使い捨てカイロです。カイロの種類は特にこだわりなく使っています。今回は家にあったTOPVALUの貼るカイロを使用しました。貼る必要はないので、通常のカイロでも大丈夫です。

Mini2では写真のようにカイロ2枚でバッテリーを挟むようにしています。この時、貼るカイロを貼らず触れされるだけです。このまま、ドローンバッグに入れて持ち運ぶと、十分に保温できます。
もし、カイロを忘れてしまった場合はバッテリーを服のポケットに入れるだけでも温度を上げることができます。ジャケットの内側ポケットなどなるべく温かい場所にあるポケットに入れることで保温効果を上げることができます。

気温が低い冬にドローンを飛ばす際にはバッテリーの保温に加えて、離陸直後のウォーミングアップを行うことで、墜落のリスクを減らすことができます。
離陸後は2分程度、目線の高さくらいでホバリングをして、ウォーミングアップを行います。ホバリング中にバッテリー温度が上昇するので、その後に飛行を行うこと、安全に飛行することができます。

バッテリーの保温とウォーミングアップを行って、冬場も安全なドローン空撮を楽しんでくださいね。

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